外国人の会社設立について②
経営管理ビザを取るための外国人の会社設立は、日本に住んでいる外国人の会社設立の方が少し簡単で、海外に住んでいる外国人が会社設立する方が少し面倒です。
日本に住んでいる外国人の株式会社の設立について説明したいと思います。
まず会社設立に必要な書類
・日本の印鑑証明書
これだけです。
日本の印鑑証明書は外国人でも取れます。取れますが、印鑑登録してない外国人もいますし、登録の仕方がわからない場合もあるので説明が必要な場合もあります。
会社設立の全体の流れについて説明します。
1 定款を作る
2 資本金を振り込む
3 登記をする
この3ステップです。
まず、定款ですが、これは会社の名前、住所、資本金、取締役、事業目的、決算期などを決めた書類です。作成したら公証役場で認証してもらいます。
会社の名前とか事業目的とかは考えて決めればいいのですが、ここで問題になるのは会社の住所ですね。まず会社の住所を決めなければなりません。
方法は2つあります。
1 会社事務所を借りて、事務所の住所で申請する
2 会社事務所はまだ借りないで自分の家や友達の家を会社住所として申請する
1番の方法がスムーズですが、2番の方法でもいいです。自分の家や友達の家の住所でも会社の住所にできます。とりあえず先に会社を作っておきたいとか、会社事務所がなかなか見つからないけど会社を作りたい場合はそれでもいいです。
ただし、会社設立の時はそれでもいいのですが、経営管理ビザの申請をする時に自分の家だと許可が下りないので、経営管理ビザ申請の前に住所を変更する必要があります。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
マロン法務事務所